「KIRI北村学際総研」(KIRI:Kitamura Interdisciplinary Research Institute)は、個人事業主(フリーランス)である北村倫夫が所長として運営する事業組織です。
最近とみに注目されている「学際(interdisciplinary)」は、一般的には、多くの異なる学問領域が協業して研究するものとされています。しかし、学際は「学問」に限定されるものではありません。
学際は、複数の異なる専門分野間の協働や融合により、さまざまな「課題」(社会、経済、環境、地域、政策、経営等)を解決していくための、総合的なアプローチ方法であると考えます。これを課題解決に向けた「シン・学際アプローチ」と呼びます。
KIRI北村学際総研は、「シン・学際アプローチ」によって、行政機関(国・自治体等)、公共的・公益的団体、民間企業などの皆様方に「プロフェッショナル・ブレーン(アドバイザー)」として、主にこれからの国・地域づくりに向けた政策・施策、事業・経営の立案・執行に係る「専門的顧問・助言サービス」をご提供いたします。
名称 (屋号) |
KIRI北村学際総研 Kitamura Interdisciplinary Research Institute |
---|---|
開業 | 2024年1月10日(申請日) |
代表者 | 北村倫夫(所長) |
所在 | Office: 札幌市中央区大通西18-1-14 藪商事BLDG 4階 |
連絡先 | m-kitamura@aaaakitamura-iri.jp (@を半角にしてください) |
本ホームページをご閲覧いただきました皆様、初めまして、所長の北村倫夫です。これまで私の歩んできました社会人人生は、大きく3つのステージから成ります。
第1ステージは、野村総合研究所での「政策リサーチャー」としての就業。第2ステージは、北海道大学での「学術研究者」としての奉職。そして、今いる第3ステージは、KIRI北村学際総研での「プロフェッショナル・ブレーン(アドバイザー)」としての起業となります。
KIRIでは、第1・第2ステージにおける政策研究・提言、および学術研究で身につけた専門知識と経験、創出した先端的成果を協働・融合させた「シン・学際アプローチ」によって、皆様のお役に立てる「専門的顧問・助言サービス」をご提供いたします。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
氏名 | 北村 倫夫 (きたむら みちお) |
---|---|
所属・役職(現職) | KIRI北村学際総研 所長 特定非営利活動法人 ASP・SaaS・IoT クラウドコンソーシアム(ASPIC) 顧問 一般社団法人日本ゴルフツーリズム推進協会 監事 |
所属・役職(元職) | 北海道大学大学院メディア・コミュニケーション研究院 教授
株式会社野村総合研究所 調査・研究・コンサルティング部門 上席研究員 |
資格 | 国家資格キャリアコンサルタント(登録番号17009478) |
専門領域 | <学術研究> パブリックセクター広報論、情報メディア論、観光・デスティネーションマーケティング論、地域観光戦略論、キャリア開発論 等 <政策研究・提言> 国土・マクロ政策、都市・地域政策、行政・公共経営、地域・事業開発 |
関連 Webサイト |
KIRI北村学際総研 researchmap <研究者総覧> 国家資格キャリアコンサルタントWebサイト:キャリコンサーチ |
札幌出身。1981年3月北海道大学経済学部卒
1981年4月に株式会社野村総合研究所入社。以降、国際研究部、地域計画研究部、行政システム研究部、地域政策研究部、社会システムコンサルティング部等に所属し、国土・マクロ政策、都市・地域政策、行政・公共経営、地域・事業開発における国・自治体・民間企業等からの受託調査研究に従事。2017年2月に同社を退職。
2002年4月より北海道大学大学院国際広報メディア研究科客員助教授、2007年4月より同大学院メディア・コミュニケーション研究院客員教授、2017年3月より教授、2021年4月より特任教授を経て、2023年3月に定年退職。2023年4月から2024年3月まで研究員。専門は、パブリックセクター広報論、情報メディア論、観光・デスティネーションマーケティング論、地域観光戦略論、キャリア開発論 等
これまでの私の社会人人生のフィールドは、大きく2つから成ります。
「民」の野村総合研究所、「学」の北海道大学です。両者は全く異なりますが、各々での経験や知識を相互に活かすことができたことはとても幸運でした。野村総研(36年間勤務)では、国・自治体・企業等からの受託調査研究に従事し、政策立案、公共経営、事業構想等の実務的な経験と知識を得ることができました。
母校北大とのご縁は、現在のメディア・コミュニケーション研究院に客員教員として招かれたこと(H14)に始まります。以後15年間、自治体の広報戦略や観光事業構想等の立案を演習授業で行ない、その成果を学生とともに自治体等へ「政策提言」してきました。また、新渡戸カレッジの初代フェローとして、実務経験を活かしたグローバルリーダー論、キャリア開発論等を学生に伝えることもできました。さらに、平成29年3月より北大に正教員として奉職させていただき、教育の機会に加えて、観光マーケティング領域での研究およびその成果の社会実装機会を得ることができました。このように、実務経験とアカデミック経験をうまく融合できたことに満足感を抱きながら、無事に定年を迎えます。
最後に、民間出身の私を温かく受け入れていただいた北海道大学ならびに教職員の皆様に心より御礼申し上げるとともに、北大のさらなる発展を祈念いたします。
(出典)『北大時報』 北海道大学、No.804(2021年3月)